


ステージ1 — 真空熱融解(常温~約300℃、約150分) 汚染されたスクリーンを真空炉に投入し、制御された加熱により残留ポリマーを軟化・溶融させ、底部の収集容器へ滴下させます。真空下での処理により、スクリーンの酸化を防ぎ、機械的強度を維持して長寿命化を実現します。
ステージ2 — 高温熱分解(300~450℃、約360分) 温度を段階的に上昇させ、残存する不純物を揮発性成分に熱分解・分解します。発生したすべての廃ガスは、水噴霧式スクラバーおよび水リング真空ポンプにより連続的に排出・処理され、清浄で環境基準を満たす排気を実現します。
第3工程 — 酸化分解(450℃、約60分) 減圧下で微量の空気を導入し、炭素化した残留物を完全に酸化・燃焼除去します。これにより、スクリーンメッシュは金属地肌が露出した、不純物のない状態に回復します。
第4工程 — 高圧水洗浄 スクリーンを炉から取り出し、高圧水で洗浄して、メッシュの目開き部に付着した浮遊灰や微細な残渣を洗い流します。
第5工程 — 超音波精密洗浄(30~60分) 超音波洗浄槽による最終的な深層洗浄により、メッシュの各目開き部に付着した微小粒子を完全に除去します。これにより、即時再使用可能な金属本来の清浄な表面が得られます。化学溶剤は一切使用せず、スクリーンへの損傷や金属の摩耗も極めて少ない仕上げです。
✅ 高効率な真空熱分解:制御された真空加熱プロセスにより、金属製フィルターメッシュの構造を損なわず、プラスチック系汚染物質を溶融・分解します。フィルタースクリーンの過剰酸化や変形を防ぎます。
✅ 2段階洗浄プロセス:熱分解+超音波仕上げ 頑固なカーボン・プラスチック系汚れは真空熱処理炉で除去し、超音波処理で微細な残留粒子をも確実に除去。新品同様の洗浄効果を実現します。
✅ 様々なフィルター規格に対応 8メッシュから150メッシュまでのフィルタースクリーンに適用可能。プラスチック押出・リサイクル工場で使用される各種スクリーンチェンジャー用フィルターディスクにも対応しています。
✅ 高精度な温度制御 温度制御精度は±1℃。作業温度は最大500℃まで可変、設計上限温度は650℃です。汚染レベルに応じたカスタム温度プロファイルにも対応します。
✅ 安全かつ環境配慮型の排気処理 廃ガスは排出前に水噴霧式スクラバーを通過。現場における有害な煙・ガスによる公害を防止します。
✅ 運転コストの削減:フィルター・スクリーンを頻繁に交換する代わりに、閉塞したものを再利用・再生できます。プラスチックリサイクルおよびペレタイズ工場における消耗品費を大幅に削減します。
✅ 全自動運転オプション:加熱時間および保持時間を事前に設定すれば、装置が自動的に洗浄サイクルを実行します。作業員による操作も簡単です。
項目 |
仕様 |
炉内寸法 |
φ660 mm × 300 mm(直径 × 深さ) |
動作温度 |
最高500 ℃(調整可能) |
最大設計温度 |
650 ℃ |
温度制御の精度 |
±1 °C |
加熱電力 |
4.5 kw |
真空ポンプ電力 |
1.1 kW<br> |
水の入口 |
DN25、水道水(圧力 ≥0.025 MPa) |
水道出口 |
DN25、常圧、排水温度 40~50 ℃ |
電源 |
380 V/220 V、三相4線式 |
適用フィルタメッシュ |
8~150メッシュ |
項目 |
仕様 |
洗浄槽サイズ |
幅600×奥行600×高さ300 mm |
タンク材質 |
304ステンレス鋼 |
超音波周波数 |
28 kHz |
超音波電力 |
2 kw |
1回あたりの洗浄時間 |
30–60分 |
推奨洗浄剤 |
泡立ちの少ないアルカリ系環境配慮型金属洗浄剤 |
処理前後の比較:KW500LHによる完全処理後、カーボンが付着した汚れたフィルターディスクは、再使用可能な清潔な金属状態に復元されます。